ブラウザの右上にある検索バーには、あらかじめ色々と検索エンジンが入っておりますが。
ぶっちゃけGoogleやYahoo固定で使ってる人多いんじゃないでしょうか。
先日、用途別にFirefoxをカスタマイズ!でもご紹介したように、起動ショートカットごとに用途が分かれたのでどうせなら検索バーもカスタマイズしたくなりました。
たとえば、Goo辞書のように、インストール用ページ(http://guide.search.goo.ne.jp/apply/firefox/install.php)を用意してくれてるところはすぐ登録できますが・・・。
どうせなら言語のリファレンスマニュアルや、個人のWikiなども追加できたらいいですよね。
そんなわけで、その辺をちょっと調べてきました。
(・・・Google先生に聞けばすぐなんでしょうが、今回はGoo辞書のソースを探ってみたという。探ったときの勘所などはまた別の機会に書いてみようと思います)
用意するもの
Firefox2以上
検索したいWEBサイト
ファイルがアップロードできるレンタルサーバー
文字コードが色々扱えるテキストエディタ(TeraPadなど)
検索したいWEBで検索してみる
たとえばMySQL(http://search.mysql.com/)で検索して、アドレス欄を確認。
例)「DATE_FORMAT」を検索した
http://search.mysql.com/search?site=refman-41&q=DATE_FORMAT&lr=lang_ja
「検索した文字」がURLに入ってたら、検索バーに追加できるサイトと判断します。
(余談ですが、仕事で「検索文字列をGETで受け取っているか確認する」と言うと↑のような事を指します)
検索語句が日本語だと、アドレスの中に「%8E%9E%8D%8F%8A%D6%90%94」とか日本語を文字コード化したものが入ることがあります。
違う言葉で再度検索してみて、文字コード化されたところが変化していたらそこが「検索した文字」に当たるところと判断しましょう。
OpenSearchにのっとったXMLファイルを作成
ブラウザに追加するためには、検索エンジン名、URL、アイコン等をまとめたXMLファイルを作成する必要があります。
中身は、こんなかんじ。
サーチエンジン名
http://検索エンジンのアイコンURL
UTF-8
UTF-8
テキストエディタで作ってもいいんですが、更に便利なRady2Search(http://ready.to/search/jp/)へアクセスして作成します。
前項で確認したアドレスを、「DATE_FORMAT」の前と後で分けて入力。
入力し終わったら、[検索プラグイン作成]ボタンを押します。
日本語の検索をするときは、文字コード無変換だとうまくいかないことがあるので。
あらかじめそのサイトの文字コードを調べておいて指定します。
具体的には、検索したいサイトを開いて[表示]→[文字エンコーディング]でチェックの入っている文字コードを指定します。
下に出てくる[検索設定(OpenSearch)をダウンロード]をクリックして一旦PCに落とした後、レンタルサーバーにアップロードします。
ローカルに置いたままフルパス・相対パス試しましたがインストールできなかったので。
インストール用HTMLファイルを作る
ブラウザにそのままXMLファイルを読ませればいいってもんではなくて、Javascriptを使ったインストールをしなければいけないようです。
というわけで、1つHTMLファイルを作ってみる。
検索エンジンインストールてすと
window.sidebar.addSearchEngineの詳細は
ウェブページからの検索エンジンの追加(https://developer.mozilla.org/ja/Adding_search_engines_from_web_pages)
をご覧ください。
コレはローカルに保存してOKです。
ブラウザに、HTMLを読ませる
ローカルに置いたインストール用HTMLをブラウザに読ませます。
[追加]をクリックすると
登録されてます。
どうでしょう。
ちゃんと検索できました?
ちなみに、検索バーのエンジン切り替えは、マウス操作以外だと文字列入力後に[Alt]+[↑]または[↓]ですることができますよ。